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2024年7月1日

赤ちゃんのお祝い行事について

日差しもだんだん夏らしくなり、本格的な暑さを迎える季節になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、赤ちゃんのお祝い行事についてお話したいと思います。
日本には赤ちゃんが産まれてから1年の間に様々なお祝いの行事があります。
例えば、お宮参りや百日祝いと言われるお食い初めなどです。

 

・お七夜
赤ちゃんが産まれて7日目の夜に誕生の無事をお祝いするイベントで赤ちゃんにとって初めて迎えるお祝いです。
7日目の夜に行われるお祝いのため、「お七夜」という名前がつきました。
お七夜は別名「命名式」と呼ばれ、赤ちゃんの名前を親戚にお披露目し、お祝いします。
お七夜がなぜ行われるようになったのかというと、昔は生後すぐの赤ちゃんが無事に育つことが難しく、節目の7日目に盛大にお祝いしたことが由来とされています。

 

・お宮参り
お宮参りは、神社やお寺に参拝し、その土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に、赤ちゃんの誕生を感謝し、健やかな成長を願う行事です。
お宮参りは男の子であれば生後31~32日目、女の子であれば生後32~33日目に行うとされています。
鎌倉時代には現代のお宮参りのような風習があったとされていて、とても歴史のある行事です。

 

・百日祝い(お食い初め)
百日祝いは生後100日目に行うお祝いで、お食い初めとも呼ばれます。
お食い初めは、赤ちゃんが一生食べ物に困らないように祈願するためお祝いのお膳を準備します。
お祝いのお膳は地域によって違いがありますが、尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、香の物もしくは酢の物、汁物、紅白餅などが一般的です。
このお膳を赤ちゃんに食べさせる真似をします。
また、歯がない時期に丈夫な歯が生えてくることを願って氏神の境内から授かる歯固め石を添え、歯固めの儀式を行います。

 

以上のように色々な行事がありますので、妊娠中から旦那さんやご両親と生まれてくる赤ちゃんにどのようなことをしてあげたいか話すきっかけにしてみてください。
皆さんも赤ちゃんの健やかな成長を願う行事を大切にしてくださいね。

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