お知らせ
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2017年11月18日
立冬を過ぎ、吹く風の中にも冬の気配が感じられる今日この頃、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
大気が乾燥し風邪など流行する時期です。
手洗い、うがい等しっかり行い、予防していきましょう。
今回は産後の赤ちゃんの栄養についてお話をしたいと思います。
おっぱいってどうやって出るのだろう?ちゃんと出てくれるかな?と不安に思っている方は多くみえます。
助産師外来や母親教室で質問されることも多いです。
乳房のタイプや乳頭のタイプは個々に異なります。
おっぱいの張り方や乳汁分泌にも個人差があります。
母乳栄養については焦らず取り組むことが大切です。
赤ちゃんが生まれ、胎盤が娩出されると、おっぱいを作り出すホルモンが出て、おっぱいの産生を促していきます。
さらに、赤ちゃんが乳頭を吸うことで、よりおっぱいが作られます。
大切なことは赤ちゃんにおっぱいをたくさん吸ってもらうことです。
そのためには、乳頭を柔らかくして、よく伸びるように準備することが大切です。
妊娠中の乳頭のお手入れの方法については、母親教室や助産師外来、妊婦健診の時にお伝えしています。
乳頭のお手入れは、お腹の張りにも影響します。
お腹のよく張る方、張り止めの薬を飲んでいる方は37週を過ぎた頃から行いましょう。
当院では、お母さん自身が納得し自分にあった授乳方法を行ってもらうことを目標にケアをしています。
授乳は授乳室で行い、スタッフが抱っこの方法や赤ちゃんの吸い方など説明しています。
助産師外来では、乳房や乳頭のタイプの相談、実際にお手入れする方法をお伝えしています。
みなさんのご予約をお待ちしております。