「秋バテ」に注意しましょう

今年も残すところあと2ヵ月となりました。

皆さま元気でお過ごしでしょうか。

今回は、秋バテについてお話しします。

 

秋バテとは、夏の疲れが溜まっているところに、秋口の朝晩の寒暖差や気候の変化により自律神経に負担がかかり、体調を崩してしまうことです。

主な症状としては

 

・身体のだるさや疲労感が続く

・食欲が低下する

・頭痛やめまい

・肩こり、むくみ、やる気が起きない

 

などが挙げられます。

 

特に今年の夏はとても暑い日が多かったので、秋になっても疲れが溜まっている方も多いのではないでしょうか。

女性ホルモンの変化が起こりやすい妊婦さんや産後のママは、秋バテが悪化してしまうとうつ症状なども起こりやすくなるため、注意が必要です。

 

そんな秋バテの対策をいくつか紹介します。

疲労の回復には、ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富な食材を食べると良いとされています。

秋に旬を迎えるさつまいも、にんじん、かぼちゃなどの根菜類やまつたけ、しいたけなどのきのこ類は、栄養が豊富です。

からだが温まる汁物や煮込みご飯なども良いですね。

 

また、冬が近づくにつれだんだんと空気が乾燥していきます。

身体の潤いが足りなくなることで、乾燥による肌のかゆみや便秘なども起きやすくなります。

白色の食材はからだに潤いを与えると考えられています。

たまご、牛乳や豆乳、白ごまなどの白色の食材を献立に取り入れるのもおすすめです。

 

ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、ゆっくりした動きで疲れない程度の運動も良いと思います。

適度な運動は身体の血行も良くなり、自律神経のバランスを整えることにも繋がります。

夜はシャワーだけではなく、しっかりと湯船に浸かりましょう。

身体を温めるだけではなく、リラックス効果も得られます。

もしだるさや疲労を感じたら、無理せず休んだり息抜きをしたりする時間をとり、心身を回復させてくださいね。

 

年末に近づき、なにかと忙しくなる時期かと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

また皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。