助産師外来

 
2020年3月14日

分娩予測と分娩目標

こんにちは。
今年度もあと数週間で終わり、また新しい年度に移り変わります。
当院にも新人さんがいろいろな部署に入る予定なので、今から楽しみにしています。

 

さて、新人から随分時間が経った私ですが、助産師になって10年になりました。
そんな私が助産師という仕事について、私の思いを綴りたいと思います。

 

助産師は分娩進行に伴い、助産診断をしながら分娩予測をします。
でも私は、この分娩予測が苦手です。
私の場合は、分娩予測をしながらケアをして出産にのぞむと言うよりは…
分娩の目標に向かって産婦さんの思いに共感しながら、ケアをしている自分がいることに、ある時気が付きました。

 

痛がる産婦さんを目の前にしたら…少しでも早く分娩を終えて、赤ちゃんに会えるように、と。

 

そのため、分娩にあたり、どうすれば進行するのか、どのくらいまでに産んでもらえるのか、
今の進行状態や内診所見、産婦さんの表情や疲労度、赤ちゃんの状態、
色々な視点を持ち、目標を考えながら産婦さんに寄り添っています。

 

こんな風に私の場合は、予測ではなく分娩していただく時間の目標を立てて分娩に携わっています。
これが正しいかどうかはわかりませんが、あながち間違いではないと思っています。

 

私たちスタッフは、産婦さんやご家族が安心して安全に分娩が出来ることが最も大切だと思っております。

 

これからも誠実な気持ちで、患者さんと向き合い助産師という素敵な職業を極めていきたいと思います。
これから分娩となる産婦さんやご家族の方にお会いできることを楽しみに、お待ちしております。

※当コメントは<お誕生記念えほんプレゼント>に
ご応募いただいたかたから当院に寄せられたメッセージです。
*提供元:株式会社ベネッセコーポレーション

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