朝夕はめっきり冷え込み、寒さが日増しに深まる季節になりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
冬はインフルエンザが流行する時期でもあります。
今年は、症状が似ている新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの「同時流行」に対する警戒も高まっています。
共有する症状としては、発熱や咳、息切れや疲労感などがあります。
また、どちらも無症状から重度の症状まで様々な兆候を持っているため見極めが難しく、人から人へ感染します。
同時感染のリスクをできるだけ減らし、インフルエンザの重症化を予防するためにもインフルエンザワクチンの接種があります。
当院でも10月1日からインフルエンザの予防接種を受け付けております。
妊婦さんが接種することにより、お腹の中の赤ちゃんは生後6ヶ月までインフルエンザに感染するリスクが減少します。
お母さんにとっても赤ちゃんにとっても利益があります。
ワクチンの効果出現には約2~3週間かかり、また接種後3~4ヶ月は免疫を有する期間とされていますので、11月中には接種されることをお勧めします。
授乳にも影響はありません。
予防接種後30分ほどは、院内にて体調の変化がないかを観察させていただきますので、ご希望される方は来院時に受付でお申し出ください。
今後もマスクの着用・手洗いと手指消毒・うがいをこまめに行い、集団感染を防ぐためにも3密を避けるなど、予防の徹底を継続して行っていきたいと思います。
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