夏真っ盛り、連日続く暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は梅雨明けも早く、平年より厳しい暑さと言われています。
暑さのピークは7月後半と8月後半の2回あり、残暑も厳しくなると予想されています。
赤ちゃんの体温調節機能は未熟で、室温や衣服・寝具によって敏感に影響を受けます。
そこで今回は赤ちゃんの暑さ対策についてお話したいと思います。
赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗をかきやすいです。
こまめに着替えをさせてあげましょう。
あせもなどの湿疹の対策にもなります。
気温の変化に気をつけ、室温は外気温より4~5℃低いくらいが目安とされています。
エアコンを使用するときには、扇風機やサーキュレーターをうまく使用することも推奨されています。
また、チャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐を使った抱っこは、赤ちゃんの背中やお腹が密着しているため、熱がこもりやすくなります。
赤ちゃんが車に乗る前に冷房をかけておいたり、シートにアイス枕を置き熱を抑えておくのもいいでしょう。
冷感シーツは触れると冷たく感じるもので、夏になると大人用のシーツや枕カバーとしても販売されています。
ひんやり感が長持ちし、蒸れにくい素材が使用されているので、赤ちゃんの寝るシートに敷いてみるのもおすすめです。
私達大人も暑さにうなだれる日々です。
分娩時には分娩が近づいてくると温かい胎内から生まれる赤ちゃんの体が出生後冷えないよう、分娩室の冷房を切り環境を整えていきます。
現在、立会分娩をご希望される方は感染予防のために、分娩室へ入室の際にはガウンを着用していただいています。
冷房もなく、ガウンを着るため、大変暑い中過ごしていただくことになりますので、立会される方も暑さ対策をオススメします。
できる範囲の対策を行い、暑い夏を少しでも快適に乗り切っていきたいですね。
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