こんにちは。
立春とは名ばかりの寒さが続きますが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回は体の冷えについてお話させていただきます。
「妊婦さんに冷えは大敵」という言葉をたくさんの方が聞いたことがあると思います。
妊娠すると女性の体はホルモンバランスの変化によって体温調節が上手にできなくなったり、姿勢の変化によって血行が悪くなったりします。
そしてお腹のはりや、便秘、浮腫やだるさなど様々なトラブルを招くこともあります。
また、身体の冷えは分娩時や産後の体にも影響をもたらします。
冷えによって陣痛が弱まると分娩に時間がかかったり産後の身体の回復に時間がかかることもあります。
少しでも冷えを予防し、リスクを避けていきたいものです。
冷えから身体を守るには、冷え対策を意識した生活を送ることが大切です。
料理をつくる際に、身体を暖める効果が期待できる人参やネギ、大根などといった冬が旬の野菜を使ったり生姜を加えるなどするのもオススメです。
私は寒いと部屋の中にこもりがちですが、軽いウォーキングやストレッチなどの適度な運動は自立神経の安定や冷え対策にもなります。
(お腹が張りやすい人などはあまりおすすめできません。)
また、手首、足首、「首」のつくところを温めるのも良いと言われています。
これらの皮膚の下には太い血管が通っており、たくさんの神経が集中しています。
腹巻きやブランケット、レッグウォーマーなど冷え対策のグッズも活用してみてください。
妊娠期間は長いためまずは無理をせず簡単で時間のかからなさそうなものから続けていきましょう。
まだまだ寒い日が続きますのでお体にお気をつけてお過ごしください。
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