夏の厳しい暑さも和らぎ、秋の匂いや気持ちいい風が感じられるようになりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋といえば、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、音楽の秋などありますが、なんといっても「食欲の秋」ではないでしょうか?
この言葉の由来を調べてみると、秋は様々な食材が旬を迎えることから、美味しいものを食べる機会が増すというのが最も有力な説だと言われているようです。
また、夏のうだるような暑さから秋の涼しく過ごしやすい気候の変化も影響しているようです。
実りの秋といわれるように、たくさんの野菜や果物が旬を迎える季節なので食欲が増すのは仕方のないことかもしれませんね。
しかし、体重管理に気をつけている妊婦さんにとっては食べ過ぎ注意の季節でもあります。
妊婦さんの体重増加が多すぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクを高めるため、増加の目安は1週間で0.5kg以内といわれています。
食べ過ぎを防ぐには、早食いを避けてゆっくり食べることです。
そうすることで少ない量でも満腹中枢が満たされて、満腹感を感じられます。
私自身食べることが大好きで、「これで最後にしよ」と思っていても結局我慢できず手が伸びでしまう…そんな止まらない食欲にどうしたもんかと悩んだことがあります。
そのときにやってみたことが「食べたものを記録する」ことでした。
食べたものが可視化されることで食べ過ぎを実感できるので、食生活を見直す方法としておすすめです。
妊娠中の体重管理は、ママと赤ちゃんの健康のために大切なものであり、それぞれ個人の適正体重で管理することが重要になります。
助産師外来ではそのような一人ひとりに合わせたご相談も承っております。
お気軽にお声がけください。
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