助産師外来

 
2023年10月1日

skin to skin

秋空が気持ちよく澄みわたる季節となりました。
秋期心地よい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。

 

当院では出産後に赤ちゃんをお母さんの胸の上へお連れし、肌と肌を接触させるskin to skin(早期母児接触)を実施しております。
今回はそのskin to skinについて説明させていただきます。
skin to skinはもともとは保育器がない地域で、保育器代わりにお母さんの”ぬくもり”を使って赤ちゃんの体温を温めたりしていたことから、主に未熟児に対してのケアとして世界に広まりました。
現在は、その効果が未熟児だけではなく、すべての赤ちゃんにも当てはまるということで、すべての赤ちゃんと両親に勧められています。
生まれてすぐに親子のスキンシップをすることで、母子の絆が深まり、愛情が育くまれ、幸せホルモンが出ることで母乳が出やすくなると言われています。
また、お母さんに抱っこしてもらうことで赤ちゃんが落ち着いたり、お母さんの常在菌が赤ちゃんの免疫を作る手助けをしてくれるため感染症に強くなったり、呼吸や心拍などが安定し、新しい環境に早く慣れることができます。
その他にも、赤ちゃんを胸に抱き、温もりや重さを肌で感じることで実感が湧き、とても幸せな気持ちになることができます。

 

このように、skin to skinはお母さんにとっても赤ちゃんにとっても、たくさんの利点があります。
私達がお母さんとあかちゃんのそばに付き添って、ご家族で幸せな時間を安心して過ごせるようお手伝いさせていただきます。
健康に留意していただき、味覚の秋を存分に満喫ください。

※当コメントは<お誕生記念えほんプレゼント>に
ご応募いただいたかたから当院に寄せられたメッセージです。
*提供元:株式会社ベネッセコーポレーション

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