空が澄み、気持ちいい秋風が吹き渡るころとなりました。
金木犀の香りに四季の移ろいを感じる今日このごろです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は「初乳」についてお話させていただきたいと思います。
「初乳」とは免疫成分や栄養を多く含んだ、赤ちゃんが生まれてから最初のころに出る母乳の事を言います。
赤ちゃんにとって初乳が良い理由はまず、初乳には消化しやすいタンパク質が多く含まれていて栄養価が高いことです。
そして初乳に含まれた免疫成分には、生まれてきた赤ちゃんへのウイルスや細菌の侵入を防ぎ、赤ちゃんを病気から守る役割があります。
初乳の出を良くするためには妊娠中に栄養バランスの良い食事を摂る、急速をしっかりと取る、ことなどがあげられます。
また、出産後なるべく早めに赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうと初乳の出が良くなるとされています。
あまり吸わないなと思っても、おっぱいを赤ちゃんが舐めているだけでも乳頭への刺激がママの脳へ伝わり、母乳の分泌が活発になります。
初乳が出る量には個人差があります。
量が少なくても免疫成分やタンパク質が多いため、赤ちゃんをウイルスから守る役割が期待できます。
出産後、授乳の時間がお母さんと赤ちゃんにとってより良いものとなりますようスタッフ一同精一杯サポートさせていただきます。
授乳について気になることや不安なことなどがありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
朝夕はますます冷えてまいりますので、お体にお気をつけてお過ごしください。
アーカイブ