診療案内
Treatment
がん検診
Cancer screening
子宮頸がん検査
子宮頸がんは子宮の入り口付近にできるがんです。
20~30歳代と若い世代でもかかりやすく、20歳からの検診が推奨されています。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となります。
検診でがんを早期に発見して治療することにより、子宮頸がんの進行を防ぐことができます。
また、検診で前がん病変(がんになる前の状態)を発見することにより、子宮頸がんになることを防ぎます。
早期に発見することで子宮を温存できることもあります。
子宮頸がん検診の方法は細胞診となります。
子宮頸部を専用のブラシでこすって細胞を採り、異常な細胞がないか顕微鏡で調べる検査です。
検査結果で異常が出た場合、精密検査が必要となります。
精密検査はコルポスコープ(腟拡大鏡)下の組織診を行います。
当院は鈴鹿市個別検診の指定医療機関です。
市実施のがん検診期間は毎年7月1日から翌年2月末日までとなります。
鈴鹿市の住民票をお持ちで子宮がん検診を希望されている方は、お気軽にお申し出ください。
HPV検査
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となります。
子宮頸部細胞診で異常が検出された場合にHPV検査を実施することがあります(保険診療)
また、鈴鹿市は毎年7月1日から翌年2月末日まで20歳~39歳の女性を対象にHPV検査を補助しております(希望者のみ:500円)
子宮体がん検査
妊娠した時に胎児を育てる部分を子宮体部と言います。
子宮体がんは子宮体部から発生したがんをいいます。
多くの子宮体がんの発生には、エストロゲンという女性ホルモンが関わっています。
一番多い自覚症状は不正出血です。
子宮頸がんに比べ、子宮体がんは比較的高い年齢で罹患することから、閉経後あるいは更年期に不正出血がある場合は注意が必要です。
子宮体がん検診の方法は細胞診となります。
子宮内に細いブラシのような器具を挿入して、子宮内膜をこすって細胞を採取し、異常な細胞がないか顕微鏡で調べる検査です。
検査結果で異常が出た場合、精密検査が必要となります。
細いスプーンやチューブのような形をした器具を使って組織を採取し、検査を行います。
当院は鈴鹿市個別検診での子宮体部細胞診は、問診の結果等で必要な方のみ実施します。
頚部細胞診と同時に実施しますので、ご希望の方は医師とご相談ください。
三重大学医学部附属病院より乳腺外科医師に来ていただき、乳腺超音波外来を実施しております。
原則、毎月第2土曜日午前中に完全予約制となっております。
マンモグラフィは実施しておりません。
外来受診時にお申し出いただくか、お電話で予約をお願いします。
※当院は鈴鹿市個別がん検診の「乳がん検診」は実施しておりません。
乳腺外来での診療は別に保険診療となります。